金沢ボランティア大学での学習(聴覚障害の理解)

ボラ大フェスタ
ボラ大フェスタ

10月28日(金)

金沢ボランティア大学での17回目の講義がありました。

 

内容:聴覚障がいの理解

講師:山本睦子氏(金沢市聴力障害者福祉協会)

 

今日の講義は、講師より手話で行われました。

手話通訳者の方と要約筆記の方も来られていて、それぞれ講義の内容を通訳・要約筆記して頂きました。

 

私は、ボランティアや介護の施設での勤務などで視覚障がいのある方や耳が聞こえにくい方と接する機会はありましたが、ろう者と接する機会はこれまでもなかったので大変勉強になりました。

 

全く聞こえない人はろう者。

中途で聞こえない人は中途失聴者。

 

ろう者の生活は、いろいろと不便があるそうです。

・トイレに入っていて、ノックされてもわからない。

・部屋に入るときノックされてもわからない。

・災害時などサイレンの音が聞こえない。

・耳が遠いのかと思われて、耳元で大きな声で話をされても聞こえない。

 

特に災害時などは、知らせてほしいとの事でした。

 

運転免許証のお話もして頂きました。

昔は免許を取ることは出来なかったが、少しづつ緩和されて今では条件付きで取れるようになったそうです。

ワイドミラーをつける事、補聴器を使うこと、蝶々のマークを車につけることなどが条件だそうです。

 

私は今まで初心者マークは知っていましたが、蝶々のマークを付けている車に出会ったことありませんでした。

 

また、福祉機器もいろいろあってお知らせランプ(訪問時やお湯を沸かしたとき、赤ちゃんの泣き声に反応するものなど)は便利だそうです。

 

障害福祉コースでは、今後数回は聴覚障がいのある方に関する講義が続きます。

これまで知らなかったことをいろいろと勉強できそうなので頑張ろうと思います。

 

また、金沢ボランティア大学のフェスタのパンフレットも出来たようです。各コースいろいろと準備をしているようです。

私の所属する障がい福祉コースも車いす体験点字機の体験福祉機器などの展示などを企画しています。

 

ボラ大初のフェスタも楽しみです。